中古物件売買の傾向
★特集★
<中古物件の買取再販の市場が今アツい??>
中古買取再販...既存戸建、既存のマンションを不動産会社が一旦購入し、リフォーム・リノベーション後に再販するビジネスモデルのこと。
新築物件の購入よりも、中古物件のリフォーム・リノベーションを進めていくことがトレンドになりつつあります。
<一般的な新築と中古のメリット・デメリット比較>
<最近のトレンドは新築よりも中古??>
以前は、古い建物を壊して、新しい建物を建てる「スクラップ&ビルド」の傾向が顕著にありましたが、少子高齢化の時代になり、住居の需要も必然的に減っていくことで、「新しいものをどんどん建てるよりも、今あるものを有効活用すべき」という考え方に変わってきました。
それに付随して、中古住宅のリノベーションという考え方に注目が集まって来ました。
<中古リノベーションの魅力とは??>
① 費用
新築物件と比較して、安価で購入することが可能です。新築物件の価格は、入居してから2割ほど下落し、それから年々下がっていますが、20年を過ぎた段階からは、価格の下降曲線が弱まる傾向にあります。気になる物件に目を付けておくと、築20年ほどの新しい物件を安価で手に入れることができます。
② 機能
リノベーションを施す際に、断熱性や耐火性を上げたり、耐震補強を行ったりできます。リノベーションによって、新築物件と大差無い最新設備・機能の整備を行うことができます。
③ 立地
土地が無い、費用が高い等の理由で諦めてしまう都心部にも、中古物件はあるため、住むエリアの選択肢が広がり、ライフスタイルに合わせた住まいを選ぶことができます。
<買取再販市場の動向>
(株)矢野経済研究所は、国内の「中古(既存)住宅買取再販市場」に関する調査結果を発表しました。
このように、新築住宅よりも、中古住宅の消費者需要が高まっていることが伺えます。
このような需要の高まりから、従前からの中小不動産会社のほか、大手ディベロッパーやその系列不動産会社なども新規参入しており、市場が更に活性化していくことが予測されます。
おわりに
マイホームの購入は、人生の中で一番大きな買い物です。
新築・中古、どちらを選ぶにしても、双方のメリット、デメリットをしっかりと把握し、自分に合った物件を購入することが何よりも大切です。
見るべきポイントや、時代背景などをしっかり調べることで、後悔することを防ぐことができます。
あなたは新築住宅と中古住宅、どちらを選びますか??